












灰粉引の大皿です。
粉引は一見白っぽい焼き物に見えますが素地は鉄分を多く含んだ黒っぽい土です。
化粧土と呼ばれる白い土を薄く掛けて灰ぐすりを施して焼成します。
高台を削る際にカンナにあたって取れた石粒の跡は、塞がずそのままにしています。雑味のある素朴な土の味を感じていただけたら嬉しいです。
素地に含まれる鉄分や長石の粒が所々に溶け出しています。溶けた石粒が大きすぎたり痛すぎると感じたところは削りましたが割とそのままにしてあります。(迷うところであります、、、)
高台裏まで釉薬を掛けましたので、くっつかないように棚板と器の間に豆粒大の土を幾つか噛ませた跡が残っていますので写真でご確認ください。
そういう焼き方をすると歪みやすくなります。そして、この皿も歪みました、、、すこしカタカタしますが、とても良い色あいに焼けていると思いますので、おススメの大皿です。
サイズ、歪んでいますのでお伝えしづらいですが、、、
径 : 約25㎝
高さ : 4.3〜4.9㎝
重さ :781g
*陶器の取り扱い方法、ご購入時の注意点等、FAQをご覧下さい。